Maxのフライボックス

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最終更新日:
2009年8月2日(日)
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本日の日付:
2017年7月25日(火)
7:52
目次
フライフィッシングを始めよう
Maxのフライボックス
フライを巻こう
スタンダードフライを巻く
パラシュートを巻く
CDCダンを巻く
エッグフライを巻く

フライ・フィッシングを始めたころ、「フライの雑誌」という雑誌を購読しておりました。  その雑誌には、「隣人のフライボックス」(だったかな)という頁があり、隣の釣り人はどんなフライを使っているのかな?と興味をそそる写真が掲載されておりました。  フライボックスに綺麗に並べられたフライの写真を沢山見たものです。

当初は、フライについて全部知っておきたい、といった興味もあり、ありとあらゆるフライに目を向けたものでした。  雑誌や沢山のパターン集を買い集め、自分で巻いてみたりしました。  あのころは勢力的だったですね〜。  時間も手間も厭わずに我武者羅に巻いたものです。  ロイヤルコーチマン、エルクヘアー・カディス、ヘアーズイヤー・ニンフ、良いですねえ、この響きわ!

新しい種類のフライを巻くと、使ってみたくなり、心の故郷であるフィッシュオン鹿留に直行という具合でした。  今から思うと、あそこでは、まあどんなフライでも釣れるんだ、ということが分かってきました。  いつ行っても釣れるので、心の故郷って呼んでます。 渓流で丸ボで帰ったりした後は、故郷に戻って気持ちを新たにするのです。 ”魚が居れば釣れるんだわ!”とね。

FFが面白くなり、しょっちゅう渓流に出かけるようになると、実釣で使うフライの準備で時間が不足しがちで、とにかく簡単に短時間で巻けるフライが必要になりました。   フライの種類も次第に少なくなり、前日に5ケ位のフライを巻いて出かける、なんてことになって来ました。  こうして、定番といわれるフライに落ち着くというか、巻くのが面倒になるというか・・・。

でも、自然渓流では、やっぱり釣れるフライと、そうでないフライがあるような場面にも遭遇するわけでして、やっぱりフライの本を出してきて巻いてみたりする私なのでした。  懐古調・・・

ヴぁく釣の実績のある私の”ヴぁく釣フライ”が無残にも打ち砕かれたこともありました。  その日は全く釣れず、同行者と渓を遡っておりました。  同行者は、”ここでやってみたら?”と、とあるポイントを譲ってくれました。  ヴぁく釣フライを投げましたが全く反応がありません。  ”ここは居らんで!”と不満げに言うと、”どれどれ”と同行者。 たしか、アダムス・パラシュートの小さいのだったかな、投げると全く同じ場所でパコッと出たじゃ〜あ〜りませんか。  そのときの同行者の自信にま満ちた顔、ショックの大きかったこと。  それまでの自信、自尊心、は何処かに飛んでいってしまったのを記憶しております。  ワシは何のためにここにおるの?

それ以来、ヴぁく釣フライはそっとボックス内に忍ばせてはありますが、スタンダード・フライ、実践的パラシュートフライなんぞを準備するようになりました。   ロイヤルコーチマンも自然渓流でよく釣れることは分かってはいるんですが・・・

今日現在、ワシのフライボックスにあるフライをお見せするのは、こっぱずかしいんですが、まあ、こんなフライでも釣れまっせ的な意味で見ていただければ良いかな、と考えて載せることにしました。  たぶん、なんの参考にもならないと思います。 わっはっは。  自己満足な頁なんです。  

”フライフィッシャーは、あまりフライが沢山あるとどれが良いのか分からなくなる。  Max”

 

フライ紹介

Maxのヴぁく釣フライ

このフライの特徴は、下の左側の写真で使っているウィングの素材にあります。 おそらく、Baby Cow Elk(メスの子供エルク)の毛だと思いますが、世界中探しても同じものが見つかりません。  アメリカの友人に頼んでも、これはホック(鹿の膝の毛)だとか、ただのエルク(オスの大人のElk)だとか言って同じ物が見つかりません。  この毛は、根元までの長さが1.5cm位しかないもので、とても柔らかく、エルクと同様にスレッドで閉めるとフレアします。  この毛を使い果たしたことで、このフライは終焉を迎えたのです。  わざとボディに巻き込んだウィングの一部が、テールになったり、足に見えたりというところが味噌なのです。  ”きれいに巻くより雑に巻け!”というワシの教訓(?)はこのフライから生まれました。  Baby Cow Elkの入手先をご存知の方、是非ご一報くださいまし。

もう一つの特徴は、ボディにオストリッチのハールを巻いていることです。 写真右側のボディーがそれです。 
オストリッチの毛はとにかく安い!
ウィング材がなくなったので、ウィングには確かディアのホック(だったかな)で代用しています。  
ボディーは、水に入ると、気泡を抱きやすく、ふわふわが生きているように動くみたいで、ヴぁく釣するみたいなのです。 長く使っていると、ふわふわが無くなり、フックにぺったりとくっつくようになり、そうなるととたんに釣れなくなるみたい。  前述の自信喪失は、そんなことだったんじゃなかろ〜かと思っております。

特徴: 

ウィングの水切れが良い(Baby Cow Elkの場合) ホックは水切れ悪くすぐにくっつき合い、浮きが悪くなります。
ウィングにはRed Mucilineを指で塗りつけて浮かせる。 
ボディーには雑にMucilineをつけるか、つけないで使う。
ボディーに空気を含むようにふわ〜っと落とすと、ボコッとヴぁく釣。
季節は問わない。
場面も問わない。 管理釣り場でも、自然渓流の止水でも流水でも釣れます。 15時以降の管理ではヴぁく釣間違い無し
サイズ:#14-17。  #15が使い易いかな。

makikomivakucho.jpg (43141 バイト)  maxvakucho.jpg (40404 バイト)
巻込ヴぁく釣  Maxヴぁく釣フライ(代用ウィング)

 

ライトケイヒル(五つ星)

このスタンダードフライは、Maxのフライボックス常駐です。
とにかく老眼にも視認性が抜群です。 ということは魚からもよく見えるんじゃなかろ〜かと思います。

朝夕のうす暗い時間帯や、流れが黒っぽく見える場所で使うことが多いかな。 そういうところにお魚が居るみたいだし春先の黄色っぽい虫が飛んでいるときなんかに良いんじゃなかろ〜か。
視力が衰え始めた60前後のフライ・フィッシャーに最適。

特徴: スタンダード
ウィング: 黄色のダッククィル
ハックル: ジンジャー、白
ボディー: 黄色、緑 など 適当
サイズ:  #14-17  #16位が多いかな。
場面:   自然渓流でも管理釣り場でもよく釣れる。
ハックル、ボディーにMucilineを塗りつけ、フワッと落とす。

lightcahil.jpg (41312 バイト)    cahilgreen.jpg (39341 バイト)
ライトケイヒル  グリーンボディー

アダムス(五つ星)

このスタンダード・フライ、パラシュートは、万人の五つ星フライでしょう。
グリズリーと鮮やかなブラウン・ハックルの混在が妙に虫っぽい感じを与えてくれる。 
電灯にかざして逆光で見てみるとお魚の視点が楽しめますよ。
人がそう思うということは、お魚にもそう見えるんじゃなかろ〜か。
ただ、全体に茶色っぽいので視認性という点では、スタンダードのアダムスは見えにくいシーンも多いような気がします。 白いカーフテールをウィングにしたパラシュートは視認性もよく、速い流れでも釣果も良いです。 ただ、パラシュートは巻くのに少々コツと時間が要りますよね。 ワシなどはまだうまく巻けません。 綺麗に巻くより雑に、をモットーに。

特徴:  スタンダードでもパラシュートでも
ウィング: グリズリーヘンハックル。 ヘン(Hen)はめんどりのことです。 パラシュートは、白のカーフテール。
ハックル: グリズリーとブラウンを各1枚づつ
ボディー: グレーの毛糸のようなもの
テール:  グリズリーとブラウンの長いハックルの毛を合わせてむしる。
サイズ:  スタンダードは#14-15くらい、パラシュートは#16,17が多いかな。
場面:   管理釣り場でも自然渓流でもよく釣れる。 日の当った水面なんかに良いんじゃないかな。
       出の悪い渓流などでは、パラシュート流すと出たりします。
ハックル、ボディーいMucilineを塗りつけてフワッと落とす。

adams.jpg (43275 バイト)   adamsparachute.jpg (43097 バイト)
アダムス     アダムス・パラシュート

 

ブルーウィング・オリーブ(五つ星)

ブルーダンのハックルを巻くと、黒っぽくて細くて人の目には見えにくいんですが、この細い毛が水面にかかわる風情がやけに虫っぽいように思われます。  オリーブのボディーを使うってことは、春先の小カゲロウなんかを意識しているのかな。  ジンジャーハックルの先っぽをV字ウィングにしたスタンダード・フライを、ライズを繰り返していた28cmくらいの山女に食わせたことがあります。  フライ自体の視認性は非常に悪いので、ウイングに白っぽいものを使う必要あり。

特徴: スタンダードでもパラシュートでも
ウィング: 適当、ここではパラシュートのウィングにエルク使ったかな? 白いカーフテールや黄色のダックの羽を立てても良い。
ハックル: ブルーダン・ハックル
ボディー: オリーブ系ダブ
テール:  適当、ここではフェザント・テール、ブルーダンのテールでも良いんじゃなかろ〜か。
場面:  春先かな
サイズ: スタンダードは#14前後、 パラシュートは#16,17くらいかな。
ハックル、ボディー、テールにMucilineを塗ってフワッと落とす。

bluewingolivepara.jpg (42208 バイト)
パラシュート

 

エルクヘア・シャックド・カディス(たまに使う程度)

エルクヘア・カディスにシャック(抜け殻)をつけたもの。  脱皮途中のカディスをイメージしたものらしい。
こいつで釣れたのは、薄暗くなり始めた夕まづめのころ、尺近い山女が吸い込んだとか、暗くなってから尺イワナがノロっと食い込んだとか、いった記憶しかありません。 とにかくうす暗いところで、というイメージが残っています。 

特徴:
ウイング: エルクヘア
ボディー: 適当、黄色系のダビングに長めのハックルを巻きつける。
シャック:  なんだったかな、適当なもの。 CDCなんかいいかも。
サイズ:  #14前後

shuckedcaddis.jpg (42146 バイト)

 

サイドワインダー(持ってはいるが、めったに使わない)

フライをフライとして楽しむ人はきっとこのフライを巻くんじゃないかな。 ワシも当初、これが巻けなくてはフライマンになれないと錯覚して巻きました。  ウィングにはダックの羽を使うのですが、これを綺麗に巻くには何年も修行を積まないとできません。  巻けたとしても、角度やらなにやらでなかなかまともなものができません。  やっと巻けたと思って使ってみると、ウィングが風車と化し、くるくる回転してティペットに拠りがかかります。  まあ、ティペットの拠りが戻ってフライが動いて生きているようにみえる、なんて効果は期待できますが、フッキングするとプツっと切れます。  また、やっと巻いたという実感からか、使う気になれないんです。 一回釣れるとウィングは確実にパーになります。  だから、ここぞというときに使おうと思っていると、一生使わない、というフライになります。  でも、このフライは、巻けた時にうれしさがこみ上げてきます。  ウィングが破れないように巻くコツは、ダックの羽の柔らかい部分を使うこと、だそうです。

右隣の虫っぽいフライも、ウィングが風車になりやすいです。 ウィングには、荷物用のビニール紐を広げて巻いたものです。 羽がやけにリアルです。  どんなフライも受け付けない止水の局面で効果があがったことがあったかな。  羽をくしゃくしゃにすると、流下してくるハッチしそこなったメイフライによく似ています。 羽に油つけたりして・・・

duckwing.jpg (40527 バイト)                    vynilwing.jpg (41375 バイト)
ノーハックル・サイドワインダーらしきもの  代用のビニール紐ウィング

 

CDCを使ったフライ

CDCダン (よく使う、よく釣れる)

このフライは、短時間で巻け、大変巻きやすいので実用的です。  管理釣り場でも自然渓流でも良く釣れます。

cdcdun.jpg (38351 バイト)   cdcdun1.jpg (39866 バイト)

 

CDCウィング (管理釣り場でよく使う)

CDC2枚をウィングに使ったもの。  テールにもCDC.  
このフライは、食いの渋い止水でラインをくっと引っ張って一旦沈めます。  すると、しばらくするとポッコリ浮き上がってきます。  これを繰り返してお魚の食い気をさそうのに使います。  
管理釣り場で試して御覧なさい。  すごく効果があります。  元用和尚に教わりました。

cdcwing.jpg (42313 バイト)   nonamecdc.jpg (40036 バイト)

 

アイカザイム (ikazayim) (すごくよく釣れる)

宮崎さんというフライマンが巻いたのでこの名前になったというフライです。  CDCをハックルのようにして巻きます。
管理釣り場で使うと100発100中。  あまり釣れる事が分かっていると、かえって使わないものです。  CDCは1回釣れると長持ちしないのが玉に傷かな。

aikazaim.jpg (42599 バイト)   aikazaim1.jpg (43480 バイト)

 

CDCガガンボ(あまり使わない)

長いCDCの毛が、ガガンボの足のように水面で揺らめきます。  下の右のフライは、ウィングに不織布を付けたもの。 フロータントを染み込ませるとペタッと水面にはりついて浮きます。

cdcgagambo.jpg (42279 バイト)    gagambo.jpg (42579 バイト)
CDCガガンボ   島崎ガガンボらしきもの

ニンフ系

定番ヘアーズイヤーニンフ (よく釣れます)

ヘアーとはウサギのこと。 イヤーは耳。  ウサギの顔を毛皮ごと剥がしたものが売られており、その耳の部分の毛をカットして糸に寄り付けて巻いたものです。  ウサギの毛は大変しなやかで、水に入るとふわふわと動くので、虫の幼虫(ニンフ)が生きているように見えます。  浮かないようにフックに鉛線を巻いてあります。  多分水中では上下がひっくり返っています。(フックのシャンクに鉛線を巻くから。)

hairsyearnymph.jpg (39621 バイト)

 

フタスジモンカゲロウ(らしきもの、釣れた事がない)

エクステンデッド・ボディーにしたボディーに筋を二本いれたんだが、モンカゲロウの大ハッチに投げてみたが見向きもされなかったのだよ。  モンカゲのハッチは釣れないという、言い伝えがあるのだよ。

futasujimonkage.jpg (43338 バイト)

 

フェザントテール・ニンフ (釣れます)

このフライは、対象となるカゲロウの名前ではなく、使っている素材であるコックフェザントのテールという名前がついているのは、おかしいね。  沈めて引っ張ればよく釣れます。

fezanttail.jpg (41582 バイト)

 

フローティング・カディス (釣れます)

ハッチ中あるいはハッチし損なったカディスが流れている様を表現しようとしたフライ。
鉛線は入れていない。

floatingcaddis.jpg (41071 バイト)   vynilcaddis.jpg (40374 バイト)

名前不詳 (管理釣り場用)

手芸用のビーズをつけたビーズヘッド。  管理ではよく釣れる。  
難は、投げている間にビーズが割れてどこかに行ってしまう。  きっと地面をたたいているんだろ〜な。

beasnymph.jpg (39105 バイト)

ウーリーバガー(非常に良く釣れる)

ボディーにシェニ-ル、テールはマラブー、頭に長めのダックの羽をソフトハックル風に巻いた。 鉛線巻き。
Kaga FAでリトリーブして釣るにはこれかな。

malabustreamer.jpg (39102 バイト)

フライボックスの中には、まだ他にもあるけど、これ以上ご紹介しても参考にならないと思うのでここいらでやめます。

以上

2009.04.02

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