自作リール

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最終更新日:
2008年3月19日(水)
16:36
 
 
13158
本日の日付:
2019年1月24日(木)
14:40
旋盤FLシリーズ
旋盤選びの参考情報
フライス盤FM100
自作リールの紹介
自作シルクライン編機
こんなリールが欲しかった! 
シルクのフライライン編み機を作ったらフライラインの手持ちが増えたので、今度はリールが足らなくなってしまいました。 編んだシルクラインを格納するのにリールを作ってみました。
いろんなラインを沢山保有するのにそんなに沢山のリールも持ちたくない。 ということで、外側は気に入ったスタイルで作り、スプールを安上がりで、たくさん作れるようなリール。 これをテーマにしました。
そこでいろいろなリールメーカーのホームページで勉強させていただきました。
すばらしいリールが沢山ありましたが、そのなかで、私が参加したMakers Rod 2002の賞品、 J.Austin Forbs社のTerry O'connorが作ったリールが、いたく気に入りました。 これです。 
下の写真は、MaxがO'connorのReelをお手本にして作ったリールです(デザイン詳細、構造、製法は全く異なります)。 お手本とはアルミとブラスの位置関係を逆にしています。 ブラスを本体に使うと重くなるんじゃないか、という恐怖感がありましたので逆にしてみました。 またブラスよりもクラシックな感じを出せるブロンズを使ってみました。
ブラスのリールについては以前、或るメーカーのブラスのチッコイリールを4万ナニガシをはたいて買ったところ、チッコイくせに重くて、ロッドがヘラ釣りの浮きみたいに立ってしまうんですよね。 
テーマの第二は、それなりに軽いことです!(重さはリール作りの最大のテーマだがに) リールの理想は、使うロッドとぴったりバランスすることです。 
 
reelonpara.jpg (44987 バイト)
 
自作の趣旨を下記の写真のような構造で実現しました。 気に入った外枠に、取り替え可能な安上がりのスプールです。 アクリルの円盤なんか使えばかなりコストは安くできます。 今回はアルミで2種類の重さのスプールを作ってみました。 重さの異なるスプールを取り替えることで別の長さのロッドで使えます。
ほとんどすべての部品を旋盤とフライス盤を使って自作しました。 ネジはリールフットを本体に止める部分とスプールを芯に止める部分のみ市販のステンレスの皿ネジを使いましたが、それ以外の目に見えるマイナス頭のネジは1本1本ブラスで自作しました。 おかげでどんなネジでも作れるようになりました。 

ネジを上手く作るためには、ダイスホルダーが必須ですね。 これらも旋盤を使って真鍮棒から作りました。 真っ直ぐで綺麗なネジができるようになります。 フライス盤があるとタッパ−は要りません。 下穴を空けた後、その位置でタップを主軸にセットして手で回転させれば自動的にネジ穴が切れます。 穴の位置がずれることもないですしね。
ドラッグはバネの支点によって強さの変わるピアノ線方式です。 インボリュート・カッターを作りギアーを自分で切りましたので歯数が多く、きめの細かいクリック音がでます。 巻く時は軽い音で、引き出されるときは重い音がでます。 ストレスも多少ドラッグ時のほうが重くできました。 よかったよかった。(^^)V
そう、安上がりのスプールというテーマですから、ギアは本体側に付けるように設計しています(1個で済むので)。 その代わり、スプールをはずすときに、注意しないとギアーが転がり落ちて失くすかも。  次回は、皿バネを使ったディスク式ドラッグですね。そうすればギアーを落っことすこともなくなります。 
 
spools.jpg (45301 バイト) スプール2個とリール本体
リール重量は、重いほうのスプール装着で170グラム。7フィート#4ロッドでは、グリップの中指の位置でバランスが取れます。 7’8”ロッドでは丁度、人差し指の位置でぴったり、8ftロッドではグリップ先端の位置でバランスしました。 もちろん、バランスはグリップ長とリールシートの長さに関係します。 穴の空いた軽い方のスプール装着時は150グラム。 7フィートにはぴったりのバランスになります。 
一つのリールで、いろんなロッドに使える、こんなリールが欲しかったんだな〜。
 
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