シルクフライラインのコーティング

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最終更新日:
2010年10月26日(火)
16:53
 
 
4755
本日の日付:
2019年1月24日(木)
13:43
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無印良品・未塗装シルクフライライン

       
注: 乾燥日数は天候に左右されます。

coat1.jpg (115990 バイト) コーティング1回目: (どぶ漬け後 3日目くらいで乾燥)

溶剤: 煮亜麻仁油 2 vs テレピン油 1
状態: 編み上がりと同じ色

状態は編みあがりと、ほぼ同じ状態です。  
わずかにライン表面がカサカサするような感じです。
coat2.jpg (115990 バイト) コーティング2回目: (どぶ漬け後 3日目くらい。 未乾燥の状態)

溶剤: 煮亜麻仁油 2 vs テレピン油 1
状態: 表面に溶剤の小さなしずくが染み出ている。 コーティングは無色。

これは、どぶ漬けされたラインに染み込んだ塗料が、ラインが縮むことによって網目の隙間から表面に押し出されてきます。  
この状態では、塗料はまだ乾燥しておらず、ラインの芯部には生のオイルが満ちています。  網目から押し出された塗料の表面だけが一部硬化を始めた段階です。  手でなでると少しだけべたべたした感じがします。  ラインを引っ張ると中からオイルが染み出てきてさらさらのオイルが手につきます。

このままの状態で乾燥させると、網目から押し出された塗料が凸凹のまま固まります。
凸凹の状態に固まった後に、コーティングを重ねると、凸の部分に更に塗料が乗るので、凸凹のままラインが太くなっていきます。  後になってこの凸凹を平らにするには表面を平らに削ることになります。 それでもいいんですけど・・・。

平らにコーティングを進めるには、縮んだラインを少し強く引っ張りながら表面の凸凹を拭き取るか、もう少し待って表面がべとついてきたら、やはりラインを少し強く引っ張りながらオイルで湿らせた布で表面を擦り、平らかにしてやる必要があります。  引っ張り方は縮を元に戻す程度で、それ以上に強く引っ張りすぎるとラインが必要以上に細く瘠せてしまいます。

表面が平らに乾燥したら、次のコーティングに移ります。 一旦表面平らかに乾燥したら、あとはコーティングを重ねるのみです。

coat3.jpg (43828 バイト) コーティング3回目: (どぶ漬け後 3日くらい。 未乾燥のまま4回目に)

溶剤: 煮亜麻仁油 4 vs テレピン油 2 vs スパーバーニッシュ 1
状態: 未乾燥。 表面にテリが出てきました。 コーティングは無色に近い。

今回の溶剤は少しべたつきます。 また、乾燥日数は以前よりも多少長引きます。
べたつきのあるままライン表面をテレピンを浸した布で擦ります。

 

coat4.jpg (42847 バイト) コーティング4回目: (どぶ漬け後 3日目くらい)

溶剤: 煮亜麻仁油 4 vs テレピン油 2 vs スパーバーニッシュ 1
状態: 乾燥。 表面にコーティングの層が厚くなってくる。 溶剤の色が少し出てくる。

表面の拡大写真です。  網目の凸凹がコーティングの表面に出ています。 これは、表面均しが不十分のために発生。  表面均しをしようとしたが、すでに固まっていたため。

表面を指の裏側で触ると、スベスベした感じがし始める。

晴天の日に日光に十分当てたので早く乾燥しました。  あと2回くらいかな?

silkmeasure.jpg (42148 バイト) 乾燥したので、ここで計測。 状態は、やっと糸目が消えたくらい。 市販シルクラインでは、0.1〜0.2mm程度糸目よりも厚めにコーティングされているので、丁度良い感じだと思われる。

・HT#3 52.5フィート 8.6グラム  目標: 11.5グラム あと2.9グラム
・HT#4 52.5フィート 9.4グラム  目標: 13.4グラム あと4グラム

ということで、あと2〜3回頑張りましょう。

ラインを太らせるには、こんな考え方で・・・。

・薄い溶剤(テレピンを多めに)で回数を重ねる。 ==> 乾燥が速い。
・濃い溶剤(テレピンを少な目に)で太らせる。     ==> 乾燥が遅い。

ベランダで乾燥させていると、タンポポの種だとか、コバエ(蝿の小さいの)だとか、埃などが表面に付着します。 次の塗装直前に、古いメリヤス布に酢を含ませて表面を2〜3回拭いてから、次の塗装に入っています。 因果関係は分かりませんが、酢で拭くと心持ち、ラインがしっとりして良い感じになります。 もちろん、目的は表面の埃取りです。

 

   

 

塗装と計測の経過

ライン1 ライン2 ライン3

ライン4

ライン5
HT#3 HT#3 HT#4 HT#3 HT#3
長さ 50ft 55ft 52.5ft 52.5ft 52.5ft
目標(gram) 10.9 12.1 13.4 11.5 11.5
塗装1〜3回目 - - - - -
塗装4回目 8.0 8.6 9.4 8.2 8.6
塗装5回目 9.4 10.4 11.0 9.7 10.0
塗装6回目 10.2 11.2 12.3 10.5 11.1
研磨
仕上げ#1 10.6 11.6 12.8 10.9 11.3
研磨
仕上げ#2
リーダー付きラインのため、目標よりやや重めを目安にコーティングしています。
シルクフライラインのコーティング
シルクフライラインの太さ
 
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