ワカサギ竿の製作 6 グリップの製作 1

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最終更新日:
2011年2月17日(木)
21:49
 
 
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本日の日付:
2018年12月19日(水)
18:10
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ワカサギ竿の製作
ワカサギ竿の製作 1 竹の素材選び、曲がり直し、スパイン出し
Yahooのオンラインショップで安いリールを売っていたので2つ買っちゃいました。
MINI Z.Mと書いてあります。 値段は、1個780円也。 Very reasonable! ワカサギ竿につけるにはちと重いかな。
でも、このリール、安い割に優れモノです。 ドラグを緩めて外すと、右巻き左巻きを変更できます。 また、3ポジションのレバーがあり、音オン(逆転ストップ)、音オン(逆転可)、音なし(逆転可)のクリック音を切り替えられます。 分解も可能なので機械ずきにはたまらない。

竿のグリップには、これまで取り貯めておいたワインのコルク栓を使いました。
ここでうんちく。 ワインに使うコルクは木の繊維と平行に木取りしています。 従って○断面に年輪が見えます。 
一方、フライロッドに使うコルクリングは木の繊維に対して直角に木取りしています。 年輪は輪の側面に見えるんです。

竿の部品として輸入するコルクリングには輸入税がかかりますが、ワインの栓として輸入するコルクは輸入税はかかりません。

ワインを開けるとき、ワインオープナーの螺旋状の錐で穴あけしますが、これを下手にやると、コルクが破れたり、壊れたりしますよね。 ワインにコルクの屑が浮いたりして。  今回つかったワインコルクも、縦に穴があいているものはOKですが、横腹に穴があいているものがあったりして、姿の良いものだけを選んで使いました。 が、無傷というものは見当たりませんでした。 これからは上手に開けようね。

さて、作り方としては、コルクに8mmか、9mmの穴をドリルで開けます。 それを同径の金属棒に被せて接着する訳です。
接着剤は、2液性のエポキシ(小西の30分硬化のボンド)を使いました。 コルクだけを接着するなら木工用ボンドが最適ですが、今回は金属棒にも同時に接着するのでエポキシを使いました。

ワインの香が・・・

穂先の接続は、5o径の穴の標準インターフェース。 グリップには両端にこのインターフェース穴が用意されている。 その心は・・・後述します。

標準インターフェース

リールシートには、フライロッドで使用するバール材で作ったものを使いました。 なにせ十年以上にわたって貯め込んだり作ったりしたリールシートがごろごろしているものですから・・・
リールとリールシートは2つのアルミのリングで固定する仕組みです。 片側のリングはコルクの中に埋め込んであります。

買ったリールの足は平たいので、スライド式のリールシート金具には合いますが、フライロッドのリールシートの丸みとの相性が良くありません。  そこで、リールの足の両端を18o径の丸棒をかませて万力で挟んで丸く整形しました。  これで安定が大変良くなりました。

使い方1:通常は、リールをグリップ前方に、かつ、穂先のガイドを上にして、このように使用します。

使い方1

この使い方は、リールの重心が上にあるので、常に手でグリップを持っていないとバランスが悪いのでひっくり返ってしまいます。 

使い方2:次の使い方は、リールを下にする使い方です。

使い方2

この場合は、穂先のガイドは竿の下側に来る。 竿全体のバランスはまあまあ、かな。 重心が前にあるので、ちょんちょんと誘いをかけるには、ちと重いかも。

 使い方1から使い方2に変更するばあい、上下を逆にした後、リールを取り外して半回転させて再度取り付けると、同じ巻き手でリールを使えます。 右巻きなら右巻きのまま、左巻きも同様。 単に上下を逆にしただけだと、巻き手が変わると同時に、巻く方向も逆になります。 右手巻きが左手巻きに、かつ回す方向が逆です。

使い方3:もう一つの方法は、フライフィッシング用のロッドのように、リールをグリップの後ろ側に持ってくる方法。 これを可能にするために、穂先とのインターフェースはグリップの両端に用意してあるのです。

使い方3 フライロッドのように使う

この方法では、糸の巻き順も、リールを操る手も変更なしで、リールの上下を逆にできる。 
穂先だけを取り外して、グリップを前後の方向に半回転させればいいだけです。 この方法で使うのが、竿とグリップ、リールのバランスが一番良いと思います。 重心はグリップ後方にあるので、竿先を操りやすいし置き竿もできる。 できるだけリールに近い部分を持つようにすれば、大変バランスが良いです。

スパイン(背骨)を逆にして使う、ってことは、こういう意味にもなります。
状況に合わせて硬めのスパイン、柔らかめのスパインを使い分ける。 つまり、おもりの重さを変えられる。
穂先に曲がり癖が出たら、逆にして曲がりを直すw。
釣れない時、気分を変えるw。

穂先を抜いてグリップを半回転

これで2セットのグリップ、リールが完成しました。 穂先を好きなものに取り替えてTPOに合わせて釣ればOKだ。

2セットのグリップ

あと2つ、自作の簡易リール式のグリップを作る予定です。
ワカサギ竿の製作 2 ガイドの取り付け
ワカサギ竿の製作 3 適合おもりの確認
ワカサギ竿の製作 4 ラップの塗装
ワカサギ竿の製作 5 竹ピンセットの作成
ワカサギ竿の製作 6 グリップの作成1
ワカサギ竿の製作 7 グリップの作成2
 
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